バンジーチャイム

アルミのパイプを使った楽器「バンジーチャイム」を紹介します。

バンジーチャイムとは、長さの異なるパイプを次々に落としていって、曲を奏でる楽器です。
図1のパイプは『星に願いを』を奏でることができます。

さっそく下の動画をご覧ください。

図1 バンジーチャイム ~星に願いを~

動画はこちら

アルミパイプ特有のきれいな音が鳴ります。
真鍮で作る人が多いようですが、アルミでも十分いい音だと思います。

ベートーベンの『第九』も作りました(図2)。
こちらは62本あるので、教室で一人1本ずつ順番に鳴らしていくといい感じです。うまくいくと拍手がおこります。

図2 バンジーチャイム ~ベートーベン交響曲第九~

製作

○材料
アルミパイプ(外径10mm、内径8mm)
○工具
パイプカッター(ダイソーなら400円)

○製作
まず、ドレミの音階を出すために必要なパイプの長さを計算します。
振動数440Hzの「ラ」の音のパイプ長を決めて、これを基準に各音階のパイプ長を計算していきます。
ただ、「ラ」がどんな音か、私にはわからない(音感がない)ので、適当に14.20cmを「ラ」と決めました。

これをもとに計算した結果が図3です。

図3 バンジーチャイム長さ

 

振動数 f ・・・440Hzを「ラ」とし、1音上がるごとに2の12分の1乗をかけ、1音下がるごとに2の12分の1乗で割ります。

パイプ長さ l・・・長さの2乗の逆数が振動数に比例する(固体の振動)ことから長さを計算します。今回は下の式を使いました。

あとはパイプをこの表の長さにひたすらカットしていきます。カットにはパイプカッターを使います。なるべく正確に切ると音程のずれがなくなります。

 

公開日:
最終更新日:2018/10/07

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