バンジーチャイム アルミのパイプを使った楽器「バンジーチャイム」を紹介します。 バンジーチャイムとは、長さの異なるパイプを次々に落としていって、曲を奏でる楽器です。 図1のパイプは『星に願いを』を奏でることができます。 さっそく下の動画をご覧ください。 図1 バンジーチャイム ~星に願いを~ 動画はこちら youtubeが見られないときはこちら http://butsuri-jikken.com/wp-content/uploads//wave/bungeechime/bungeechime_star.compressed.mp4 アルミパイプ特有のきれいな音が鳴ります。 真鍮で作る人が多いようですが、アルミでも十分いい音だと思います。 ベートーベンの『第九』も作りました(図2)。 こちらは62本あるので、教室で一人1本ずつ順番に鳴らしていくといい感じです。うまくいくと拍手がおこります。 図2 バンジーチャイム ~ベートーベン交響曲第九~ 製作 ○材料 アルミパイプ(外径10mm、内径8mm) ○工具 パイプカッター(ダイソーなら400円) ○製作 まず、ドレミの音階を出すために必要なパイプの長さを計算します。 振動数440Hzの「ラ」の音のパイプ長を決めて、これを基準に各音階のパイプ長を計算していきます。 ただ、「ラ」がどんな音か、私にはわからない(音感がない)ので、適当に14.20cmを「ラ」と決めました。 これをもとに計算した結果が図3です。 図3 バンジーチャイム長さ 振動数 f ・・・440Hzを「ラ」とし、1音上がるごとに2の12分の1乗をかけ、1音下がるごとに2の12分の1乗で割ります。 パイプ長さ l・・・長さの2乗の逆数が振動数に比例する(固体の振動)ことから長さを計算します。今回は下の式を使いました。 あとはパイプをこの表の長さにひたすらカットしていきます。カットにはパイプカッターを使います。なるべく正確に切ると音程のずれがなくなります。 B! LINEへ送る