電磁誘導でLED点灯

「電磁誘導でLEDを光らせれば、見た目にわかりやすいよなー。」

そう思っていろいろと試した結果、図1、図2のような装置を作りました。

この2つで実験をしてみたいと思います。

図1 コイル(1500巻)

図2 並列LED

実験動画

実験

まず、コイルとLEDをつなぎます(図3)。

LEDの横に矢印が書いてあります。これは、電流が流れる向きを表し、

左側のLED:上向きにのみ電流が流れる
右側のLED:下向きにのみ電流が流れる

ということです。

図3 コイルとLEDを接続

 

①N極を入れたとき

N極を素早くコイルに入れます(図4)。

そうすると、図4下のようになります。

右側のLEDが光ることから、電流がLEDを下向きに流れることがわかります。

ということは、電流は回路を反時計回り流れたということです。

じっくりと考えると、レンツの法則が成り立っていることもわかります。

     ↓

図4 N極を入れたとき

 

②N極を抜いたとき

N極を素早くコイルから抜きます(図5)。

そうすると、図5下のようになります。

左側のLEDが光ることから、電流がLEDを上向きに流れることがわかります。

ということは、電流は回路を時計回り流れたということです。

     ↓

図5 N極を抜くとき

実験のまとめ

     ↓

図4 N極を入れたとき

 

     ↓

図5 N極を抜くとき

     ↓

図6 S極を入れる

今回の実験装置を20セット作りました。

図7 コイル

図8 LED台

公開日:
最終更新日:2019/05/19

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