大型凸レンズ 【実験】

実験は大きいほうが面白い!

ということで、大型の凸レンズを作ってみました(図1)。図2のようにレンズをスタンドに立てて、図3の光源装置を使って光の屈折実験を行います。

光源装置はすき間からLEDの白色光が出るようになっていて、このすき間を動かすことで好きな向きに光を出すことができます。図3はこれを3つ積み重ねたものになっています。

図1 大型凸レンズ

図2 大型凸レンズ+台

図3 LED光源装置

図4 大型凸レンズによる光の屈折装置

まず、レンズに平行光を当てます(図5)。平行光はレンズを通過したあと一点で交わることがわかります。これが焦点ですね。

ここでレンズから焦点までの距離を装置についているメジャーではかっておきます。

図5 平行光をあてた場合

次に、レンズの手前の焦点の位置に印となるボールを置き、この焦点を通るように光を当てます(図6)。光はレンズを通過したあと平行になることがわかります。

 

図6 焦点を通る光をあてた場合

装置の向きを調整すると、凸レンズによる分光を見ることができます(図7)。

内側から赤→黄→青の順になっており、屈折率が大きいほど外側に屈折することがわかります。プリズムによる分光と同じです。

図7 大型凸レンズによる分光

大型レンズの製作は次のサイトを参考にしました。

岐阜物理サークル http://www.straycats.net/

公開日:
最終更新日:2016/05/11

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