てこの実験 図1のようなてこに図2のようなおもりをぶら下げる実験をしてみたいと思います。 てこはタミヤのユニバーサルアームを使い、おもりはS字フックを使っています。 図1 てこ実験器 図2 おもり 右側にだけおもりをぶら下げると、右に傾きます。(図3) このときてこが傾くのは、左右がつりあっていないからです。 図3 左:おもり0個 右:おもり1個 左右の同じ位置に1個ずつだと、ちょうどつりあいます。(図4) 図4 左:1個 右:1個 左は距離1の位置におもり2個、右は距離2の位置におもり1個、としてもつりあいます。(図5) 図5 左:距離1に2個 右:距離2に1個 他にもたとえば図6~図9のようなときにつりあいます。 図6 左:距離2におもり3個 右:距離3におもり2個 図7 左:距離2に4個 右:距離4に2個 図8 左:距離1に6個 右:距離6に1個 図9 左:距離3と距離5に1個 右:距離4に2個 ここで問題です! 図10のような豚のキーホルダーをてこにぶらさげて、反対側におもりをぶら下げることで、つりあわせてみたところ、図11のようになりました。では、豚のキーホルダーはおもり何個分の重さでしょう? 正解はこちら! 図10 豚のキーホルダー 図11 豚キーホルダーのつりあい 最後に、右側の距離6におもり3個をぶらさげて、同じ右側の距離1をばねはかりで引き上げるとつりあいました。(図12) ばねはかりはおもり何個分の力で引き上げたでしょうか? 正解はこちら! 図12 上向きに引っ張った場合 授業ではいろいろなキーホルダーを用意し、生徒が好きなものを選んで重さを測るようしています。(図13) 2人1組で実験できるように20セット以上作りました。(図14) 図13 キーホルダーたち 図14 てこ実験器 大量生産 B! LINEへ送る