衝突球 図1のような装置で、ビー玉を衝突させてみたいと思います。 図1 ビー玉衝突装置 図2のような『ラッチ』と呼ばれる、扉を閉めるために使われる装置でビー玉を発射します。 図2 ビー玉を発射する部分(ラッチ) それではさっそくビー玉が衝突する様子を動画でご覧ください。 youtubeが見られない場合はこちら http://butsuri-jikken.com/wp-content/uploads//mechanics/ballclash/ballclash.compressed.mp4 衝突の様子を静止画で見ておきましょう。 発射数1個、静止数1個の場合 ↓ 衝突後、発射された玉は静止し、静止していた玉は発射します。 発射数1個、静止数2個の場合 ↓ 衝突後、2個が静止し、1個が発射します。 では、ここで問題です! 発射数1個、静止数4個の場合はどうでしょうか? ↓ 正解はこちら! つまり、 はじめに発射する個数=衝突後に発射する個数 ですね。 では次の場合はどうでしょう。 発射数4個、静止数1個の場合 ↓ やはり、発射数が同じになります。 このように衝突の前後で発射数が同じになるのは、次の2つの法則が(ほぼ)成り立っているためです。 ・運動量の保存 ・運動エネルギーの保存 ビリヤードで球を回転をかけずに正面衝突させると、同じことが起こりますね。カチッカチッと球が衝突を繰り返す振り子も同じです。 B! LINEへ送る