突き抜ける壁(偏光板) 図1は直方体の筒で、真ん中に黒い壁があります。 ここに手を入れてみると・・・ なんと壁を突き抜けてしまいます!(図2) どういうことでしょうか。 図3のように筒を上から見ると、壁がないことがわかります。 壁はもともと存在していないのです。 図1 筒の中の壁 図2 突き抜ける壁 これは8枚の偏光板を組み合わせて作られています。 上半分の4枚と下半分の4枚とで、偏光の向きを90°ずらしてあります。 そうすることで、上半分と下半分が重なったところは光が遮断されて 見えなくなり、壁があるように見えるということです。 図3 筒の上から見たようす 動画はこちら youtubeが見られないときはこちら http://butsuri-jikken.com/wp-content/uploads//wave/polarize_wall/polarize_wall.compressed.mp4 B! LINEへ送る